日本ではここだけ??
動物園と植物園一度に2度楽しめる場所
福岡市動植物園は、福岡市の中心地に位置し、アクセスも良好で福岡県民ならず県外や海外からの観光客にも人気の施設です。福岡市内にありながら、約98種類の動物と約2,600種類の植物の両方を一度に楽しむことができ、福岡の観光地としても代表的な場所でもあります。動物園にはライオンやキリンといった人気者の動物たちに加え、2024年11月30日より、ミャンマーから新たに3頭のアジアゾウが仲間入りしました。福岡市動物園にゾウが展示されたのは7年ぶりで、まだまだ小さな子ゾウは今しか見ることができない「限定」の特別感もあり、公開からたくさんの人で賑わっています。
本記事では、福岡市動植物園に新たに加わったゾウの魅力と動植物園を訪れる際に注目すべきポイントやアクセス方法、ここでしか体験できないプログラムを詳しくご紹介します。福岡へ旅行を考えている方や初めての方でもわかりやすいように解説しますのでぜひ参考にしてみてください。
目次
- 福岡市動植物園の魅力
1-1 アクセス方法
1-2 お得に行くには?
1-3 動物園
1-4 植物園 - 7年ぶりにやってきた!3頭のゾウ
2-1 ゾウの脱走事件!!?
2-2 22歳のメス「ゆずは」
2-3 14歳のオス「あお」
2-4 3歳メスの子ゾウ「わかば」
2-5 福岡とゾウの特別なストーリー - 植物園に咲く冬が見頃の植物たち
3-1 おすすめ5選 - ここだけでしか体験できないプログラム?
4-1 人気者から珍しい動物など様々な動物たちと触れ合うことができる
4-2 子供から大人まで楽しめるイベントが年間開催されている
4-3 絶滅危惧種の保護と繁殖を伝えるイベントを定期的に行っている - 福岡市動植物園近くのおすすめのお店
・ワタナベナンバン
・フランス菓子16区
・白金茶房 - まとめ
❶福岡市動植物園の魅力
福岡市動植物園は、福岡市の中心にありながらも動物園と植物園の両方を楽しむことができ、福岡市民の憩いの場としても人気のスポットです。また、園内には小さな遊園地もあり、お休みの日は家族連れで賑わいます。
動植物園は様々な木々や植物に覆われており、春夏秋冬行く季節によって風景がガラッと変わり、いつ行っても飽きのこない楽しめる場所です。
冬バージョンの動物や植物の魅力をぜひ感じてみてください。
1-1 アクセス方法
地下鉄利用の場合
福岡市の地下鉄には「七隈線」と「空港線」がありますが、動植物園の最寄駅は「七隈線」になります。
なので地下鉄で行く場合は七隈線の『桜坂駅』で下車し、1番出口から徒歩約15分
もしくは『薬院大通駅』(動植物園口)で下車し、2番出口から徒歩約15分です。
「空港線」で行く場合は『薬院駅』もしくは『天神駅』が1番近くそこからバスに乗り継いで行くことができます。
バス利用の場合
動植物園へは「動物園前」「上智福岡中高前」「小笹団地正門前」の各バス停が1番近く
- 動物園正門は「動物園前」バス停下車
- 動物園西門は「上智福岡中高前」バス停下車
- 植物園正門は「小笹団地正門前」バス停下車で
いずれも下車後は徒歩数分で動植物園へ行くことができます。
地下鉄利用の場合は最寄駅で降りた後15分前後歩かなけければならないので、歩きたくない場合はバス利用の方が園のすぐ目の前で下車できるのでおすすめです!
1-2 お得に行くには?
個人で行く場合、福岡市営地下鉄の1日乗車券(大人で640円、小児(小学生)や障がいがある方は半額の320円)を提示すると、入園料が2割引きになります。
団体さんは、地下鉄1日乗車券または地下鉄薬院大通駅・桜坂駅発行の乗車証明書を提示すると、入園料が団体割引料金になります。
特に週末や祝日などのお休みの日は、周辺の駐車場は午前中のうちに満車になることもあり最悪「車が停められない!」なんてこともあるので、地下鉄とバスを組み合わせ公共交通機関を使うことでお得&スムーズに行くことができます。
1-3 動物園
動物園の人気者「ライオン」や「キリン」はもちろん秋から仲間入りした「アジアゾウ」や国内では珍しい「ツシマジカ」を見ることができます。数にして約98種450点の動物を飼育している動物園。都会でこれだけ多くの動物を間近で観察することができるのは、福岡市動物園だけではないでしょうか。
福岡市動植物園ならではの『動物の見どころ』
- 動物園の人気TOP3「ライオン」「キリン」「ゾウ」が園内各所でお出迎え✨
- 国内での生息数は100頭弱と推定される天然記念物の「ツシマヤマネコ」が見れる✨
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1-4 動植物園
ビルや商業施設、マンションや駅ビルなど福岡市内でたくさんの木々が生い茂り「都会のオアシス」として福岡県民にも愛されている植物園。季節によって見せる顔が変わり、四季折々の楽しみ方があります。
福岡市動植物園には日本庭園や熱帯植物が見られる温室など、8つの部屋と2つの庭に分けられており、そこでは約2,600種類の植物たちが育てられています。園内では、植物の種類や育つ環境ごとに分けられており、季節によって咲く花も違ってきますので、いつ行っても楽しめる場所になっています。
Pointまとめ✍️
- 福岡市動植物園は、市内にあるためアクセスも良く、交通機関を利用することでお得に行くことができる!
- 動物園では、ここでしか見ることのできない動物たちとの触れ合いが可能!
- 植物園では、約2,600種類の植物を四季折々で楽しむことができる!
❷7年ぶりにやってきた!3頭のゾウ
2-1 ゾウの脱走事件!??
実は、ミャンマーからやってきたゾウのうち1頭の子ゾウが3度も脱走をしたのです。そこで福岡市動植物園は、繊細で賢いゾウの特別な飼育をするためにミャンマーからゾウ使いの「マフー」を来日させたのです。ミャンマーでは、ゾウ1頭につき1人のマフーがついているのが一般的で、福岡市動植物園でもビザのある90日間、ゾウと寝食を共にしながらつきっきりで世話をしてくれました。
マフーが帰国した後は動物園のスタッフへと引き継ぎ、像との信頼関係を気づいているところです。体高170cmの子ゾウがどうやって脱走できたのか驚きましたが、これからは安全にゾウたちが暮らしていけるように、飼育員の方達が信頼関係を気づいていけるよう挑戦しているところだそうです。
2-2 14歳のオス「あお」
来日したゾウの中では最も穏やかな「あお」は唯一のオスのゾウ
(画像:福岡市動植物園より)
2-3 22歳のメス「ゆずは」
わかばの母親である「ゆずは」
大人しく子供思いなお母さんゾウ
(画像:福岡市動植物園より)
2-4 3歳メスの子ゾウ「わかば」
脱走を試みた好奇心旺盛なゆずはの子ども「わかば」
遊ぶのが大好きな元気でおてんば娘
(画像:福岡市動植物園より)
2-5 福岡とゾウの特別なストーリー
福岡市動物園では2017年に亡くなったアジアゾウの「はなこ」以来、またゾウに会えるのを楽しみにしていました。
ミャンマー連邦共和国ヤンゴン動物園と動物分野の交流に関する覚書を、2019年12月18日に締結しており、これに基づき、福岡市動物園では、絶滅のおそれのある動物の種の保全を目的として、2024年7月30日にアジアゾウ4頭を受け入れました。(ゾウはワシントン条約により商取引が禁止なため、購入はできません。)残念ながらそのうち1頭はゾウヘルペスに感染し亡くなってしまいました。これからも大学との連携により、繁殖や生態系の研究をしながら、ゾウの繁殖に取り組んでいくそうです。
Pointまとめ✍️
- 子ゾウ脱走事件は、ゾウも人間も怪我はなくゾウ使い「マフー」によって解決された!
- 今もなお福岡市動物園の職員が信頼関係を気付きながら安心して暮らせる環境作りに取り組んでくれている!
- 好奇心旺盛な可愛い子ゾウが見られるのは今だけ!
❸植物園に咲く冬が見頃の植物たち
福岡市植物園では、季節ごとに美しい四季折々の植物を見ることができます。
秋の紅葉の時期になるとカエデの木が色付いてきて赤や黄色の葉を楽しむことができます。紅葉の美しい景観をバックに写真撮影はいかがでしょうか。
3-1 おすすめ5選
1. バラ園に咲き誇る冬バラ
冬の寒い時期でも、バラ園では数種類のバラが美しい花を咲かせます。寒空の下に咲く薔薇もロマンチックでおすすめです。2月に満開を迎えるクリスマスローズを綺麗に咲かせるための準備もされているようです。
2. 年中楽しめる温室内の熱帯植物
植物園内にある温室では、一年中熱帯や亜熱帯の植物を楽しむことができます。また、ベゴニアの花は年中見ることができ、球根ベゴニアの大輪の花や、根茎性のベゴニアなどを見ることができます。冬の寒い時期には、温かい温室内で色鮮やかな花々や珍しい植物を観察するのがおすすめです。
3.寒空に咲く椿
冬から春にかけて、園内の椿が次々と開花します。日本庭園風のエリアで、風情ある椿の花を楽しむことができます。
4. 水仙(スイセン)の香りに癒されて
冬の代表的な花である水仙は、清らかな香りと可憐な花姿が特徴です。園内の所々に生えており、散策しながら見て香って楽しむことができます。
5. 冬のイベントや展示
福岡市植物園では、季節ごとにさまざまなイベントや展示が開催されています。これからの時期には、「植物画コンクール」や「レモングラスでしめ縄作り」「ハーブの効用ワークショップ」など特別なイベントが行われる予定です。公式ウェブサイトで最新情報をチェックしてみてください。
↓↓イベントチェック↓↓
https://botanical-garden.city.fukuoka.lg.jp/events
冬の福岡市植物園は、静かな雰囲気の中で四季折々の植物を楽しむことができる穴場スポットです。寒さ対策をしっかりとして、ぜひ訪れてみてください。
Pointまとめ✍️
- 福岡市植物園では、季節ごとに咲く花々や植物を楽しむことができます!
- 寒い時期でも温室に咲く植物を暖かい場所で観察することができる!
- 定期的に開催されているワークショップやイベントは植物好きにはたまらない!
❹ここだけでしか体験できないプログラム?
福岡市動植物園では、年間を通してたくさんのイベントや行事が行われています。普段見ることのできない動物の生態系や、植物の観察を通してたくさんのことを学べるプログラムは、福岡県内の小さな子供からご年配の方まで人気があります。
例えば、動物園では「どうしてるのかな?動物たちの寒さ対策」など、クイズ形式でのイベント開催中!参加するとプレゼントももらえちゃう動物にまつわるイベントが定期的に開催されています。
また、植物園では、「薔薇作り講座」「植物を観察してみよう」などのイベントが定期的に行われ、実際に植物に触れながら学ぶことができます。特に、季節ごとのワークショップでは、その時期に見られる植物について詳しく学べるのが特徴です。
4-1 人気者から珍しい動物など様々な動物たちと触れ合うことができる
100種類以上、約500頭羽の動物たちが動物たちが、できるだけ自然に近い環境で過ごせるように工夫されており、野生に近い動物本来のスタイルを間近で観察することができます。人気のゾウやライオン、キリンをはじめ、絶滅危惧種のツシマジカやニホンザルなど、珍しい動物たちも見られます。動物を下から見たり、上から見たり、さまざまな角度から観察できるのは、福岡市動物園の展示が工夫されているポイントです。
4-2 子供から大人まで楽しめるイベントが年間開催されている
家族連れでも楽しめるさまざまなイベントが開催されています。例えば、特定の時間に行われる「動物の食事タイム」では、飼育員の解説を聞きながら、動物がエサを食べる様子を間近で観察することができます。また、動物とのふれあい体験やバックヤードツアーなど、普段は見られない動物園の裏側を体験できるイベントも大人気です。
4-3 絶滅危惧種の保護と繁殖を伝えるイベントを定期的に行っている
動物を単に展示するだけでなく、環境教育や保全活動にも力を入れています。絶滅の危機に瀕している動物たちを保護・繁殖させる取り組みを行っており、ツシマジカなど、国内外の希少動物の保全に貢献しています。また、子ども向けの学習プログラムやワークショップが定期的に開催され、動物たちの生活や生態について学ぶ機会が提供されています。
Poinまとめ✍️
- 福岡市動植物園のイベントは、楽しみながら自然への理解を深めることができる!
- いつの時期に行っても楽しいイベント盛りだくさん!
❺周辺の観光スポット
ワタナベナンバン
チキン南蛮を挟んだピタパンのサンドが看板商品の『ワタナベナンバン』
福岡市動植物園より車で10分もかからない距離にあるのでこちらでテイクアウトして園を回るのもおすすめ!サンドに使われるピタパンは毎朝お店で手作りして焼かれており、一度食べたらハマること間違いなし!1番人気の濃厚タルタルはもちろん、辛いのがお好きな方はハバネロソースのナンバンサンドもクセになる味でおすすめです!
フランス菓子16区
福岡では知らない人はいない洋菓子店『16区』
ピクニックのお供にお菓子を買っていくのも良し、動植物園で1日過ごした後お茶の時間にこちらのカフェを利用するのもおすすめ!見た目にも華やかなケーキと美味しい紅茶を飲んで、1日歩き回ったご褒美タイムを味わってみてはいかがでしょうか??冬場だけあるマロンパイは手土産でも喜ばれるほど上品な味わいでおすすめです!
白金茶房
薬院駅から徒歩3分ほどの距離にある大人な雰囲気が漂うお店『白金茶房』
朝8時から美味しい朝食が食べられて1日のスタートにふさわしいお店です!特に白金茶房の印が押されたパンケーキはシンプルで上品な味、朝でもぺろっといけちゃう美味しさ。店内には静かで優しい音楽と、本や落ち着けるインテリアに癒されます。動植物園後のランチで利用するのもおすすめです!
❻まとめ
いま福岡市動植物園は新しく仲間入りした3頭のゾウが大人気!市内からのアクセスも良く、家族や恋人とのお出かけにぜひ行ってみてください。また、季節によって違った顔を見せる植物を見ながら、散策やピクニックをしてみるのもいいかもしれません。